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7.152017
Webマーケティングで知っておきたいおすすめツール8選~2017年版~
現代の情報化社会においては、Webマーケティングが必要不可欠なものとなり、各企業で様々な対策が行われています。
ひと昔前であれば、企業でホームページを開設していればよかったものが、今では集客を目的とした戦略的なWebサイトが多く見受けられるようになりました。
「SEO」という言葉はご存知かと思いますが、さらに「SEM」や「リスティング広告」という言葉も度々使われるようになり、時代の波についていくのも大変な時代となっています。
そんな状況の中、現在ではWebマーケティングを手助けしてくれる様々なツールが提供され、ほとんどの企業が利用しています。
そこで今回は、Webマーケティングに役立つツールをご紹介いたします。
▶目次
1、Webマーケティングの「SEO」「SEM」「リスティング広告」とは?
最初に、冒頭で紹介した「SEO」「SEM」「リスティング広告」とは、どんな定義があるのがご説明いたします。
「SEO」とは?
SEOに関してはご存知の方も多いも思いますが、「Search Engine Optimization」の略で、日本語に直訳すると「検索エンジン最適化」となります。その定義を簡単に表現すると、検索エンジンで自分のWebサイトを上位表示させる手法ということです。
「SEM」とは?
SEOに似ていますが、SEMとは「Search Engine Marketing」の略で、直訳すると「検索エンジンマーケティング」となります。その定義は、検索エンジンから、あるWebサイトやランディングページに対して、訪問者を増やすためのマーケティング手法のことです。
「リスティング広告」とは?
検索エンジンでユーザーがあるキーワードで検索した時に、その検索結果に連動して表示される広告の事です。Googleでは、検索結果の上部や右側の広告となっているものがリスティング広告です。
この3つ全く別々のように感じてしまいがちですが、ある特定のサイトに対して、検索エンジンからの訪問者を増やすマーケティング手法の総称を「SEM」と呼び、その手法として「SEO」と「リスティング広告」が活用されている、ということになり、関係性を表すと『SEO+リスティング広告=SEM』となります。
さらに、自分のサイトに集客した後、どこに訪問者を繋げたいのか、訪問者にどのようなアクションをして欲しいのかを考えて行うトータル的なマーケティングを総称して「WEBマーケティング」と呼ぶのです。
結論としては、Webマーケティングの一部がSEMであり、さらにSEMの手法がSEOとリスティング広告になります。
2、Webマーケティングに便利なおすすめツール8選
Webマーケティングの説明が長くなりましたが、ここからは、そのWebマーケティングを手助けしてくれるおすすめの便利ツールをご紹介いたします。ここでは全てご紹介することは難しいので、厳選して8サイトご覧ください。
SEM(検索エンジンマーケティング)全般で使えるキーワードツール
SEMの手法としての「SEO」と「リスティング広告」の両方に使えるツールです。
集客できるサイトやコンテンツを制作するには。キーワードがまずは何より大切です。ということで、キーワード選びに役立つキーワードツールをご紹介します。
Google AdWordsキーワードプランナー
Google AdWordsキーワードプランナーは、Googleの無料ツールで、アドワーズで広告を出す際にキーワードの検索数や競合の強さや広告単価などを調査できるツールです。
SEOにもリスティング広告にも活用できる必須のキーワードツールで、利用にはGoogleAdWordsのアカウントが必要(無料)です。
goodkeyword
goodkeywordは、GoogleとYahoo!の関連キーワードとともに、Googleサディストワードまで調べることができる無料ツールです。また、Yahoo! 知恵袋とGoogleトレンドのデータも瞬時に閲覧することが可能です。広くキーワードを集収したいのであればおすすめです。
関連キーワード取得ツール
「Googleサジェスト」「Yahoo!関連語API」「教えて!goo」「Yahoo!知恵袋」の情報元より関連キーワードを一括取得し、表示するツールです。goodkeywordより幅広い数のキーワードを集収可能で、Webサイトのコンテンツのバリュエーションを増やしたい際におすすめのツールです。
キーワードウォッチャー
このツールはキーワードの「検索数」や人気の複合ワードがいつ、どれだけ検索されたのかを知ることが出来るキーワードツールです。無料版では1ヶ月20回まで検索が可能で、有料版はライトプランが月額2,000円で500回まで、ゴールドプランが月額20,000円で何と1万回まで検索が可能です。
アクセス解析・サイト分析向けツール
Webマーケティングにおいて、アクセス解析・サイト分析を行うことは、コンバージョンを増やすための有効な手段の1つであり、重要な役割を果たします。ここでは、すぐに使えるアクセス解析・分析ツールをご紹介いたします。
Google Analytics(アナリティクス)
Googleアナリティクスは、最も広く利用されている無料のアクセス解析ツールです。無料のツールの中では機能性、操作性ともに非常に優れています。
簡単な操作のみで、アクセス解析の基本である訪問数・ユーザー数・ページビュー数・滞在時間・離脱率・直帰率などのWebサイトの分析に必要な基本情報の他に、モバイルアクセス解析、ソーシャル解析、広告の分析など幅広い機能を備えています。
Yahoo!アクセス解析
Yahoo!が提供するアクセス解析ツールです。Google Analyticsの方が取得できる情報や機能は多いですが、各種数値のリアルタイム解析、訪問組織分析やユーザー追跡など、個別の分析に優れています。Google Analyticsと併用しているサイトも多いようです。
Adobe Analytics
Adobeが提供するマーケティング製品群の1つです。以前は「SiteCatalyst」という製品名でしたが、今でも広くその名前で呼ばれています。
特徴として、豊富なデータセグメントが可能なことがあげられます。様々な切り口で顧客をセグメントに分類し、比較・分析ができるのは勿論、Adobe Targetとの連携ではA/Bテストや多変量テストなどの仮設検証でデータをアクションに繋げていけます。
Ptengine
Ptengineは、マルチデバイス対応のヒートマップ型アクセス解析ツールです。
あらゆるデバイスに対応したヒートマップ分析ができるので、端末ごとにユーザーが画面上のどこをタッチしているのか、どこに視線が集中しやすいのか、などが視覚的に把握できます。
無料でも利用できますが、課金プランが複数あり、ページビュー数やヒートマップ解析ページ数などによって料金が変わります。
3、まとめ
Webマーケティングは、奥が深いので全てを理解するには相当な努力が必要ですが、どのようなものなのかは理解しておきたいですね。
今回は、キーワードツールとアクセス解析・サイト分析ツールのご紹介だけになりましたが、その他にもツールは多彩にありますので、用途に応じて上手に利用していきましょう。
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